チンパンジー言語訓練ブログ

ぜひ目次を見て下さい(一番上の記事です)。twitter:@chimp_liuwusi

オイコノミアを見て② ~クラウドファンディング×分業~

(①はフリーミアム編、②はクラウドファンディング編である)

(この記事はオイコノミアを見て① ~キングコング西野氏は正しいが、うるさい~の続きです)

 

次はクラウドファンディング編だ。といっても、西野氏の行ったクラウドファンディングはごく普通のもので、炎上しているわけでもないので簡単な説明で終わる。

 

クラウドファンディング - Wikipedia

クラウドファンディングとは、インターネットの登場で可能になった、新しい資金調達の方法である。動画なりで自分の企画を宣伝し、興味のある人が出資、目標額に達すると実際に投資が行われる。わざわざ細かく説明するほどのものでもない。

そう言えば今朝新聞で、キックスターターが日本に進出するというのを見た。

www.nikkei.com

 

クラウドファンディングのメリットはいくつかある。

まず資金調達手段としてのメリットが二つある。銀行からの借り入れのように利子を支払う必要が無いという点と、ベンチャーキャピタルからの投資のように会社の所有権の一部を譲り渡す必要が無いという点だ。

そして、市場調査を行ってくれるという点。

目標額に達しなければ、それは市場に出しても失敗するだろうと分かる。目標額に達したなら、あなたのもとには既に、沢山の顧客が集まっている。そういう意味で、本来大きなコストがかかる市場調査をもやってくれている。売れるか売れないか怯えながら生産しなくてもよいのだ。

また、クラウドファンディング自体が事業の宣伝、プロモーションにもなっている。

キングコング西野氏が言っていた「共犯者作り」はこれにあたるだろう。クラウドファンディングの場に出すこと自体かなりの宣伝になる可能性があるし、その上「共犯者」は自ら進んで優秀な広告塔になってくれる。

 

というのがクラウドファンディングの簡単な説明だ。

ここから先は、私が番組を見ていて思いついたアイデアがあるので、それについて述べたい。

 

今回のオイコノミアでは、「分業」についても触れられていた(分業についてはわざわざ説明しない)。西野氏の「えんとつ町のプペル」は数十人のクリエイターの分業で作られているらしい。そのクリエイターたちは、共に絵本を制作した「共犯者」と言える。

また、西野氏はクラウドファンディングで出資した人々のことを「共犯者」と呼んでいた。確かに、自ら出資し、宣伝的役割をも果たす出資者たちは、クリエイターほどではないとはいえ、絵本の制作に関わった「共犯者」と言えるだろう。

クリエイターという共犯者と、出資者という共犯者。この二つの共犯者は、どちらも作品の完成に寄与しているという点で本質的に同じものではないかと思った。

クリエイターと出資者は同じ…クリエイターと出資者は同じ…同じ…同じ…

ピコーン!ひらめいた!だったらクリエイターと出資者、二つの共犯者は、ごちゃ混ぜにできるんじゃないか?

つまりこんな感じだ。

 

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とまあできてみれば、誰かが既にやってるなり思いついてるなりしてそうなアイデアだった。要は映画ドラえもんのハガキでアイデアを応募するアレと、クラウドファンディングを組み合わせただけだ。出資者は自分のデザインを作品に反映できて楽しいし、企画者は余白をアウトソーシング(分業)できる。そしてもちろん資金も集まる。一石三鳥だ。

(自分のデザインが出てきていると周りに自慢をしたくなる、つまり広告塔としての力が強まるなど、解釈によっては四鳥にも五鳥にもなる。)

しかし、探してみても例があまり見つからなかった。結構いいアイデアだと思ったのだが。誰かやってないのだろうか。もっと探せば見つかるだろうか。

(リトルウィッチアカデミアの映画などはこのやり方ができそうなので、やったらよかったのにと思う。やったらやったで労力が余計必要になりそうだが)

 

(この記事は、オイコノミアを見て③ ~「ぬりええほん」で子供と分業しよう~へ続きます)

 

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