MTBIとADHD ~P型(知覚型)、NP型はADHDに多い?~

最近、自分は軽いADHDなんだろうなと思う事がよくある。

と言っても、今のところ社会で生きていくのにすごく困った事はないし、病院に行くつもりもない。かなり軽いのでADHDではないのかもしれないが、それと同じ性質を持っていると思う。

生きていく中で時々やらかす事もあるが、もともとそんなに期待されている人間でもなく、意識して大きすぎる責任を背負わないようにもしているため、なんとかそこそこにやっていけているという感じだ。

 

MTBI性格診断というものがある。

このテストをやっていると、ガッツリ「あなたはADHDですか?」と聞かれているかのような質問がいくつもあるように感じた。であれば当然、診断結果もADHDであるか否かをも示しているのではないか。INTPってADHDなのか?

そう思い、MTBI性格診断とADHDについて調べてみた。

 

 

まずMTBIについて。

診断結果には16種類あり、4つのアルファベットで示される。私の場合はINTPだ。

一番目から四番目のアルファベットまでそれぞれ二種類のアルファベットが当てはまる。つまり、人間の性格を四つの要素に分けて、各要素でAであるか、それともBであるかという形で性格を診断している。16=2^4というわけだ。

 

(E/I),(S/N),(F/T),(J/P)

 

一番目のアルファベットは、外交的であるか、内向的であるかを示し、E(外交型)/I(内向型)が入る。

他者と関わる中でリラックスできるか、それとも一人でいることでリラックスできるかという感じだと思う。

 

二番目は、物、情報の見方がどうであるのかを示しているようだ。S(感覚型)/N(直感型)が入る。

感覚型は、「実態、具体、現実、実績」を重視するのに対して、直感型は「概念、象徴、理想、可能性」を重視しているという感じだろうか。

目で見て手で触れて、確かにそこに存在するものを重視するか、それとも予想し、洞察し、概念という存在しないものを重視するかの違いだろう。

 

三番目は、物事を判断する際に重視するものを示している。F(感情型)/T(思考型)が入る。

判断する際、感情型は個々の価値観や気持ちといったものを重視するのに対し、思考型は客観的事実を重視するようだ。

調和的であるか、事実準拠的であるかといったところか。

 

四番目は、外部世界と内部世界に対する態度を示しているようだ。J(判断型)/P(知覚型)が入る。

判断型は、外部世界の物事(環境)が不確定でごちゃごちゃする事によって、内部世界(自分の思考)までがごちゃごちゃになる事を嫌い、外部世界の物事について、早く判断して整理したいと考えるようだ。

対して知覚型は、外部世界の物事がごちゃごちゃするのを気にせず、不確定から情報を多く取り込みたいと考え、内部世界をごちゃごちゃさせつつも即興的に判断する事を好むようだ。

入念に計画してその通りに実行したいタイプか、計画せずに即興で柔軟に進めたい行き当たりばったりタイプかといったところか。

 

 

次にADHDについて。詳しく調べるとキリがないので、軽く。

ADHDには、不注意、多動性、衝動性の三つの症状があるらしい。

 

不注意の症状には、

・簡単に気をそらされる、細部をミスする、物事を忘れる

・ひとつの作業に集中し続けるのが難しい

・その作業が楽しくないと、数分後にはすぐに退屈になる

・外からの刺激で気が散りやすく、無関係な考えが浮かぶ

・連続した仕事をやり遂げることが難しく、整理や時間管理が下手

などがあるらしい。

 

多動性の症状には、

・じっと座っていることができない

・絶え間なく喋り続ける

などがあるらしいが、これは大人になるにつれマシになっていく事が多いらしい。(私の場合、無意識では動いてしまうが、意識すれば制御可能だ。)

 

衝動性の症状には、

・自分の話す順番を待つことが出来ない

・話すことに夢中で聞くことを忘れてしまう

・他の人が行っていることに割って入ったり、取り上げてしまう

などがあるらしい。

 

私に言わせれば、(私に言わせるのもおかしい話だが)、ADHDは衝動のまま、自分が思ったままに体が動いてしまいやすい性質ではないかと思う。

自分が思った通り、望むままにしか行動できないのである。自制が全く効かないというわけではないのだが、自分が望まない、納得していない行動をとる際に、普通より大きなストレスを感じていると思う。

また、あまり記憶力(ワーキングメモリ)がよくないという性質もあると思う。

(しかし、これは言い換えることができるかもしれない。つまり覚えるべきであると脳が判断する対象の範囲が、普通より狭いのではないだろうか?)

 

ADHDはかなり本能的であると言えるのだと思う。またその結果として、かなり行き当たりばったりなところがあると思う。

(これは私の仮説なのだが、ADHDは自分が望むままに行動する傾向があるため、遠い未来よりも現在を優先する、というか、現在しか見えていないところがある。現在と近い未来しか考慮しないという傾向が、遠い過去を考慮しない=記憶力が弱いという事につながっているのではないだろうか?つまり未来方向にも過去方向にも、考慮に入れられる時間の範囲が狭いのである。)

 

 

さて、MTBIADHDの説明を踏まえて、MTBI性格診断におけるADHDに関係ありそうな質問を見ていく。

 

質問をピックアップして、四つのアルファベットのうち何番目の診断に影響しているかを予想し、分類した。

 

(S/N)の診断に影響(5個)f:id:liuwusi:20180314045420j:plain

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(F/T)の診断に影響(1個)

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(J/P)の診断に影響(13個)f:id:liuwusi:20180314044736j:plain

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結果は歴然である。

ADHDの症状、性質に関係していそうな質問は、多くが(J/P)の診断に影響すると思われるものであり、これらの質問に「ADHDらしく」回答すると、P(知覚型)と診断されるようだ。

(S/N)の診断に影響しているものも多くはないがいくつかあり、「らしく」回答するとN(直感型)と診断されるようだ。

 

 

よって、MTBI診断におけるP(知覚型)はADHD的であると言えるのではないだろうか。また、N(直感型)もADHDが少し影響しているのかもしれない。

 

では、なぜそうなるのだろうか?

 

単純に言ってしまえば、ADHDにありがちな傾向、「計画を立てられない(不注意)」、「計画するよりも即興で物事を行う(不注意・衝動性)」、「衝動に身を任せて思ったまま行動する(衝動性)」、「整理整頓ができない(不注意)」といったものが、P(知覚型)の特徴に当てはまるからだろう。

また、「無関係ないろいろな考え、アイデアが頭の中を飛び回る(不注意)」という傾向が、N(直感型)の特徴に当てはまる部分もあるようだ。また、ADHDの記憶力(ワーキングメモリ)の弱さが、過去の経験や実績を重視するS(感覚型)の真逆であることも影響しているかもしれない。

 

結論。

ADHDは、P型あるいは、NP型に分類される事が多いと考えられる。

理由は、ADHDはその性質上行き当たりばったりである事が多いためである。また、ワーキングメモリの弱さなどが、過去の経験ではなく概念と可能性を重視させるためとも考えられる。

 

 

おまけ

 

私のMTBI診断結果(現在版)

INTP-T

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過去版がこれ

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気質の論理型/道理型、つまりF(感情型)/T(思考型)が、昔はバリバリ思考型だったのが、今はかなり50:50に近づいていますね。

他の部分も、尖り具合が少しマシになっているようです。

最近いろいろ揉まれたので丸くなったのでしょう(笑)